誰のせいなんでしょうね
先ほどSNSを覗いていたら、キーワードに「国民のせい」とありました。
コロナの第3波、感染の拡大は云々・・・。
GO TOキャンペーンが拍車を掛けたかもしれません。
乾燥する時期はウイルスが活動する時期でもあります。
気の緩み、慣れ、コロナの情報への関心度が落ちた、それも考えられます。
「○○のせい」と言いたくなる気持ちは分かります。
何かに責任を転嫁すれば、不安や怒りは和らげられるでしょう。
ただ、みんな1度大きな波を経験しています。
ロックダウンまでいかずとも、自粛を要請された時期がありました。
医療従事者、医療の専門家、行政、そして国民、
みんな、いうなれば、平等に経験をしたわけです。
だから経験を活かす、学び取る、知恵を絞るは、
全ての人に平等に課せられた課題です。
だから一部誰かのせい、と考えるのはおかしい、と私は思うのです。
そうですね、「全国民のせい」と思えば、間違いじゃないでしょう。
感染を拡大させたくない、被害者を増やしたくない、
でも経済は回さねばならない、経済的な被害者も増やしてはならない、
それはジレンマの連続なのだと思います。
何か政策を打ち出すにしても、結果がどちらに転んでもおかしくない、
まだまだ未知の部分が殆んどのウイルスを相手にする事が、
これほど大変な事なのか、を思い知るだけです。
酷い言い方かもしれませんけれど、
こういう状況下、ある程度のものは淘汰されてしまうと思います。
例え相手がウイルスでなくとも、打ち勝てないことはある、
私自身だって明日はわが身かもしれない。そういう心構えでいないといけない・・・。
一つ一つ、一人一人の心がけや選択、それが結果を動かす、
それはもう分かっている筈です。
誰かを責める前に、何が自分に出来るのか、をもっともっと考えたい。
そんな風に感じます。