続・母もぼやいてみたいなり

心機一転。しかし母はぼやき・戯言・寝言を続けます。どうぞよろしくお願いします。

今日のお弁当(10/26)

え~、昨夜は長男が…

3度目の家出を企てていました。

”企てて”ですから、未遂で済んだのですけれど、

それを知って、私は…

 

この気持ち、な~んとも説明しにくいです。

腹立たしい、悔しい、悲しい、

疑問、不安、焦り… そんな色んな気持ちが綯い交ぜ。

 

一応、一件落着、ではありましたが、

そんな気持ちの中で、長男の好物を作っていると、

何だか涙がホロホロ落ちて…。

ネギを刻んだせいかもしれませんね、きっと。

 

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麻婆豆腐、竹輪のいんげん詰め、玉子焼き、

木耳のキンピラ、胡瓜のポン酢漬け、

ブロッコリにミニトマト。

 

塾から帰宅後、私が話した事の中で、とてもショックを受けたようで、

『ショックで悲しくて、20分、涙が止まらなかったよ。』

と言っていました。

そうかぁ、電車の中でも泣いてしまったか…。

自分の大好物が夕飯だと知って、

『俺、ずっと好きなご飯、食べてたいな…』とボソリ。

 

『間違いなく、親は子より先に死ぬんやで。

 お父さんもお母さんも、人生の折り返し地点は過ぎてん。

 そしてな、あんたたちと一緒に居れる時間も、少のうなってきてんねん。

 だからな、心配とか不安とかでその少ない時間、使いたないのよ。

 残りの時間、笑ったり喜んだり、そんなやって使っていこうや。』

 

この言葉を言った後、軽く喘息の発作が出るほどショックを受けてたようで…。

でももう中学2年生だし、そういうことは知ってていい。

アクシデントの度、親らしいことをさせて貰ってる、とも思います。

それだけ自分の人生も印象深いものになるのかもしれません。

親として成長させて貰ってるのも事実です。

でも、やはり子供には、辛い思いをしてほしくないし、

そこかしこにある危険にも遭遇してほしくない。それが親心です。

だれもが通過する”反抗期”… でも、忘れないでほしいことは、

『親はやはり子供の事が好きなのだよ』ってこと。

 

一通り話したら、長男、久しぶりにハグしてきました。

それで伝わる気持ちがあること、よくわかった夜でした。