続・母もぼやいてみたいなり

心機一転。しかし母はぼやき・戯言・寝言を続けます。どうぞよろしくお願いします。

お兄ちゃん、帰っておいで

長男がこの水曜日から帰ってきていません。

今まで何度か家出をしたことがありますが、

今回は既に2日目に入っており、しかも4万強の大金を持参しているため、

長期化しそうな予感です。

警察には届出はしましたが、事件性がない限り、

積極的には探してはくれません。

高校の担任と連絡を取って、

何とか事の原因を探ろうとしてますが、

あくまで推測に過ぎませんし、

それが分かったとしても、

長男がすぐさま帰ってくるわけではありません。

今はただ、無事でいてくれることを祈るだけです。

そして、1日も早く、帰って来てほしいです。

 

長男が居ない毎日が、こんなに空しく、寂しいものかと、

今回は酷く思い知らされています。

でも、生きることをやめるわけにいかない。

中2の次男も心を痛めつつも、気丈に振る舞い、学校へ行っています。

熊本に居る母に相談したら、兎に角信じて待て、と。

そして、電話口で泣き声で話す私に、

『母親ならもっとしっかりなさい。

泣いてないで、自分をしっかりもって、

帰ってくるお兄ちゃんを待ちなさい。

そしていつものように、ご飯を作って、

色々話をしなさい。』

と言ってくれました。

まだまだ私は未熟な母だから、涙がたくさんでます。

しかし、泣いたって何も解決しません。

今は、帰ってくることだけ信じて、

長男がいつ帰って来てもいいようにしておこうと思います。

 

『お兄ちゃん。

お父さんも、お母さんも、ジョー(弟)も怒ってないで。

みんなお兄ちゃんの顔が見たくてしゃぁないねん。

お弁当に文句つけてもえぇわ。

一杯我儘言うてもえぇねん。

お兄ちゃんが居ることが幸せやし、

お兄ちゃんが居ないこの家は、切のうて堪らんよ。

早う帰っておいで。待ってるで。』