続・母もぼやいてみたいなり

心機一転。しかし母はぼやき・戯言・寝言を続けます。どうぞよろしくお願いします。

念願の

今年は本当に『自宅で〇〇』って事が多かったですね。

仕事もそうだし、飲み会もそうだし、

外出自粛を望まれる分、みんな知恵を出し合って、

自宅で色んな事を楽しみました。

 

そもそも、我が家、そんなに外食はしません。

コスパが良くない、この一言に尽きます。

兎に角、震え上がりそうな位、よく食べてくれる。

それが子供だけに限らず、旦那も然り。

格安のパスタのお店でも、福澤様が軽く飛んで行く…。

 

キャベツが安く手に入ったりすると、

豪勢に…お好み焼き! いっぺんに十数枚焼いたりします。

今まで、フライパンを2枚使って、同時進行で焼いていたんですが、

これだと冷めちゃうし、やはり面倒くさい。

焼きの担当の旦那、いつも不満をこぼしていました。

 

巷で”ホットプレート”が注目を浴び始め、

『我が家も買おうか』という話になりました。

ただ、どれがいいのか分からない。

GWくらいからネットで調べたり、周囲の人に聞いたりして、

凡その候補を決めて、昨日、とうとう購入を決意しました!

 

口コミではタ〇ガーか象〇のものが人気があり、

私もサイトに行って確認し、旦那にも紹介して、

旦那自身もOKサインを出していたにも関わらず…

店頭にあったパナソニックのホットプレートに一目惚れ♬

旦那、パナソのものの前から全く動こうとしません。

「他のも見ようよ」と声かけしても、微動だにせず。

結局、一目惚れの相手をGET!

 

旦那は、「お好み焼きが同時に2枚焼ける♬」

長男は、「これで晴れてタコパが出来る♬」

次男坊と私は、「焼きそば~♬」

 

念願のホットプレート。我が家の食卓、またまた賑わいそうです。

 

 

ダメだなぁ

今朝、目が覚めたら6時6分…

 

え゛っっ!?!?!?!??

 

見間違えたと思った、正直。

通常なら「いってきま~す」と言っている時刻。

旦那も「だいじょうぶぅ~~?」と聞いてくるが、

その呑気な言い方に腹を立てる余裕もなく飛び起きた!

そこからはもう最低限の動き、最短の動線を選んで、

猛烈なスピードで支度をした。

したったでっっ!!

 

無事、通常通りの電車に乗れたはいいけど、

滅茶苦茶走ったので、喉がカラカラ。

朝ご飯も食べてなくて、職場で…と思ったら、

忘れてた!今日はモップを掛ける日だ…。

手抜きはできず、朝ご飯のおにぎりを、これまた猛スピードで食べた。

 

やっと一安心…。

でもこんなんじゃダメなんだよ。

もう少し余裕がないと、さ。

裁判員裁判

昨日、注目される裁判の判決がでました。

座間で起きた連続殺人事件の裁判。

判決は”極刑”が下されていました。

たとえそれが被告に対して与えられる最も重い刑であっても、

被害者は決して戻っては来ませんし、

残された遺族も喪失感と虚しさに耐える、そんな苦渋を強いられます。

 

この事件の公判が始まると聞いた時、

これほどの重犯罪の場合は、勿論裁判員裁判だろうな…と思っていました。

実は、これまで2度、裁判員の名簿にのったことがあり、

今年、実際に裁判員(補充裁判員)を体験しました。

なので、どういう罪状を対象にするのか、

どういう流れで、どう判決を決めるのか、

今回の座間の裁判でも予想はつきました。

 

ただ、今回の場合、被害者の人数が酷く多い…。

それゆえに公判の回数が恐ろしく多い。

証人の証言、検視の報告など詳細をすべて聞き、

必要な時はメモを取り、疑問がわけば質問をする。

その回数が20回を超えていたと聞きました。

それを職業としている裁判官や検事と違い、裁判員は一般人、謂わば素人。

精神的な疲労は相当なものだったと思います。

公判の後は、裁判官・裁判員で評議が行われ、

どのような判決になるのかを、ずっとずっと話し合われますが、

今回の裁判の争点を考えると、とても苦しい作業だったと思います。

 

判決文は凡その雛型があるとは思いますが、

裁判員も加わった評議の内容を大いに酌んだ、

つまり、裁判員の『気持ち』を大いに酌んだものになります。

裁判官が判決文を作成し、最終的に裁判員も加わってチェックをします。

なので、昨日メディアなどに流れた判決文は、

一般人としての気持ちも反映されている、と考えられるものです。

 

どんな話し合いが繰り返されたんでしょう。

やるせない気持ち、悲しさ、憤り…

色んな感情もぶつかり合ったと思います。

自分たちの思うことを、一生懸命述べ合って出す判決。

昨日は役目を果たした達成感と、

そして虚脱感みないなものがあったんではないでしょうか。

 

 

国民が注目する事件の裁判員として、

人々がこの事件に対する思いを代弁する者としての役割、

本当に「お疲れさまでした」と言いたい。

そして「ありがとうございました」と。

 

ご時世ですね

昨日は私用でお休みを頂き、お出かけをば…。

といっても不要不急の外出が憚られる今、

頼まれていたもの等を探しに行く程度に留めました。

それでもちょっとだけ…と思い、大手書店へ。

今回は大型です、めちゃくちゃ大型書店です。

 

入り口には、マスク着用のお願いのメッセージと、

消毒用のアルコールが何か所も。まぁ、当然ですよね。

平日でもお客さんでごった返すこの書店も、

何となくお客さんが少ないというのか、

スムーズに身動きが取れるのと、

書籍を探すにあたって書棚の前に立っても、

誰ともぶつからず、快適に探索が出来たのがよかったです。

 

探したかったのは手芸の本。

何か新しいものはないかなぁ…特に編み物。

買わずとも何か新しいアイデアだけでも、と向かいました。

 

う~ん、感想としては「イマイチ」。

今の季節なら毛糸の小物やニットの本は当たり前に並んでいる筈なのに、無い。

流行らないわけがないのに、どうしてだろう?とふと見ると、

「手作りマスク」の文字… 

そうかぁ、やはりご時世ですね、おうち時間を過ごすにしても、

何かしら有意義に…と思うと、手芸も「手作りマスク」や、

子供に人気の「編みぐるみ」なんかが良いんでしょうね。

去年は見掛けなかった、干支の編みぐるみなんかもありました。

みんな、色々と考えるもんだなぁ、

色んなアイデア、湧いてくるやん、と感じました。

 

隣の棚に移動すると、デデ~~ンと家計簿のコーナー。

家計のやりくりも課題になりますよね、本当に不景気ですし。

これも今年ならではかな、と。

私の横で、どうでしょう、見た感じ50代の男性が、

家計簿を品定めしてたのが、何となく気になりました。

これも、ご時世なんでしょうか…。

 

私も1冊、来年の家計簿を購入。

ちゃんと毎日つけるようにしなくちゃ、と、

大好きなスヌーピーで気持ちを釣ろう、と思っています。

さぁ、来年こそ!(苦笑)

 

納豆、発見!

以前、次男坊が好きだといった山形・酒田の納豆を探している、

そんな旨の事を書きました。

本日、お休みを頂いて歯科健診にいったついでに、

心斎橋の大丸へ行ってきました。

ネットで調べていて、大丸にある云々の情報をGETしていたのですが、

なにせその情報が若干古かったこと、

心斎橋近辺は、最近劇的に変化している事などあって、

あまり前のめりな気分にならぬよう、心がけつつでした。

 

いや~、久しぶりのミナミ、

色んな所が変わってしまってて戸惑いました。

建物自体は変化はないものの、中に入っているテナントが大変化。

大丸までの道のりはそんなに長くないのに、

まるで”お上りさん”状態で、新鮮な心斎橋の景色を見ていました。

 

最近のデパ地下はフードコートをメインにしていますね。

色んな食品を買って、そこで食する。

私が行った時間はお昼にしては早すぎたので、

流石に食事をしている人はいませんでしたが、

魅力的な、食欲をそそる食品が沢山並んでいました。

 

私が目指すは、ある意味、スーパー的なもの。

探しているものが納豆ですから、場所は地味目、と思いきや、

陳列棚は木目調、いやいやオシャレでした。

その棚を抜けたところにチルドコーナーがありました。

子供ご所望の「赤いパッケージ」の納豆、ネットでも再確認しました。

頭の中に刷り込んだデザインを求め、チルドコーナーにまっしぐら!

 

ありました! ありましたよ!

 

私はそれほど興味がない筈なのに、

探し求め続けた分、「ミッションクリア!」みたいで大喜び。

早速、次男坊にLINEで報告するも、返事なし…

しかし、そんなことは関係ありません。3パックGETしました。

これプラス、藁に入った本格的な納豆も2パックGETしました。

 

帰宅すると、次男坊はちょうどバイトに行く為、お昼を食べる直前でした。

「LINE読んだ?」と私。 次男坊、全くLINEを見ていなかった様子。

 

「うそ!? 見つかったん?」

 

小躍りです。思わずハグです。本当に大喜びです♪

ふと準備したお昼をみると、なんとふりかけ御飯… あらら~。

 

「俺、もう1杯御飯食うわ。納豆食べたいし。」

 

と、急いでふりかけ御飯をかきこんで、愛しの納豆をば。

傍らで見てたんですけど、本当に美味しそうに食べるんですね…。

何件かさまよいましたが、探して回って良かったな、と思いました。

もう売ってる場所は分かったので、定期的に買い出しに行くことになりそうです。

 

「チベット」との一寸した関わり

ちょっと前になるが、旦那と話してて、

「今年になってさ、チベットのニュースがちょっとだけ流れてたけど、

 あれに気がついた人はどれだけいるんかな?」

と私が話すと、「何かあったっけ?」と旦那。

見逃された方が多いんじゃないかな…とは思う。

 

CNN.co.jp : 25年前に失踪したパンチェン・ラマ、「大学卒業して就職」と中国外務省

 

以前配属されていた場所で、何かの縁で、

チベット語の書籍”ペチャ”の目録作成の仕事をしていた。

当然のこと、チベット語の分かる方々にご協力を頂いたのだが、

仕事の傍ら、色んな専門的な事や雑談の中で、

間接的ではあるが、チベットという国や人々、文化に触れる機会を得た。

 

「今、チベットの研究をするためには、インドに行くんです」

 

院生の子が言った事の意味が最初はわからなかった。

誠に恥ずかしい話だが、私は現在のチベットの状況を全く知らなかったのだ。

チベットの政府は現在『亡命政府』という形でインドのダラムサラという地にあり、

元々のラサの地には、寺院等は残っているが、研究するものは何もない、

とその子は言っていた。

 

中国政府の近隣諸国との衝突や、少数民族にたいする政策等は耳にしている。

チベットも然りで、人民解放軍の侵攻により元々の地を追われることになった。

 

パンチェン・ラマを中国は誘拐したんですよ」

 

この話を聞いたころには、パンチェン・ラマダライ・ラマに次ぐ高僧であること、

パンチェン・ラマダライ・ラマの教育係も担っていること、など知っていた。

だから、この”誘拐”の話は衝撃だった。

前世である10世の死後、転生したと認められた11世が親共々失踪した。

その後、中国政府の息のかかった対立11世が擁立される。

当初、中国政府は誘拐を否定していたが、その後、保護という意味で連行したことを認めている。

 

もう、絶句だった…。

転生ラマは、前世が亡くなった後、次の代へ転生するとされるが、

「転生霊童」と言われ、文字通り転生する相手は「子ども」である。

中国政府は小さな子どもを連行したことを認めていることになる。

 

先ほどのニュースは、その連行されたパンチェン・ラマ11世の、

現在の様子を中国側が報告したものだ。

 

『生きていてくれているのか』

 

それが最初に思ったことだ。

世界的な常識が全く通用しない国で、今も生きていてくれている事だけでも、

何かしら安心させられた。

勿論、他の面では許されざる事は沢山あるが、まずは生存していることがうれしい。

チベット仏教の信者でもなんでもない私だが、素直にそう思った。

 

チベット研究者の方々との接点がなければ、

見過ごしてしまっていたニュースだったろう。

 

今のチベットのラサは、すっかり観光地となっているらしい。

チベット語を理解する人々が居ない中、

チベットを売り物にしている事をどう思うか。

主を失った寺院を見て、何の疑問も抱かないのは絶対におかしい。

上のニュース、見逃すことなく、もっともっと掘り下げて、

今のチベットについて知ってほしいと思う。