今頃あらためて
結婚していて、今更、男性の好みとか言っても仕方ないが、
最近、『あ、ほんとに旦那で良かったのかも』と思う事が多くなった。
というのも、『あぁ~、この人、アカンわぁ』と感じてしまう事が、
何故か頻発しているからだ。
昔は、特有の顔、だと思っていた。
駄目だ、と思う男性が、何故か似た顔をしていたからだ。
パッと見た瞬間、『これは、ダメだ』と思って、それ以降は、
もう絶対に、有無を言わさず、さっぱりダメなのだ。
自分の好みの問題だけかもしれない、と最初は口にしないが、
周囲の話を聞いてみると、同じ気持ちを持つ人が多く存在して、
これは自分だけの尺度の問題ではないことが分かってきた。
顔、じゃなかったのだ。 喋り方、だ。
喋りすぎる男、しかも馴れ馴れしく喋る男。
おべっかを使う、余計に喋る、八方美人する、話が面白くない・・・。
要は・・・五月蝿いだけ。
私だって良く喋る、旦那も結構喋る。
でもおべんちゃらを言ったりしない。
旦那には特に『本音と建前』なんて日本的慣習は一切通じない。
まぁ、そもそも本音を言って、しまった!と思うタイプだから、
旦那相手には、きっちりと意思の疎通が出来て良いわけだが。
一言で簡潔に物事を伝える事ができるのに、
ダラダラと無駄に長く喋る人に出食わすことが、ここ3年で増えた。
もっと以前にも、そういう人達がいて、みんな共通する点がある。
”仕事を丸投げする”のだ。
自分で請け負っておきながら、いざとなったらポイっとする。
そういう点でも、勿論嫌いだ。
19年前、旦那と出会って、今年で結婚16年。
何だかある時点から勢いで結婚したような気がして、
どうしてこの人と一緒にいるんだろう?って思う事しばしばだった。
人生最高のパートナー!とは言い難い。自分だってそうだ。
お互い色々と好きなことやってる。腹も立つ。
でも、自分の頭の中で、望むことのAND検索をしても、
嫌いだというNOT検索を追加しても、きっと結果の中には旦那が居る。
何となくだけど、今頃になって、そう思えるようになった。
目の前に現れた苦手な男性陣には感謝すべきだろうか?
恐らく口で伝えることはないし、態度で伝わることもないだろう。
まぁ、伝える事が出来ても・・・だな。