続・母もぼやいてみたいなり

心機一転。しかし母はぼやき・戯言・寝言を続けます。どうぞよろしくお願いします。

納豆、発見!

以前、次男坊が好きだといった山形・酒田の納豆を探している、

そんな旨の事を書きました。

本日、お休みを頂いて歯科健診にいったついでに、

心斎橋の大丸へ行ってきました。

ネットで調べていて、大丸にある云々の情報をGETしていたのですが、

なにせその情報が若干古かったこと、

心斎橋近辺は、最近劇的に変化している事などあって、

あまり前のめりな気分にならぬよう、心がけつつでした。

 

いや~、久しぶりのミナミ、

色んな所が変わってしまってて戸惑いました。

建物自体は変化はないものの、中に入っているテナントが大変化。

大丸までの道のりはそんなに長くないのに、

まるで”お上りさん”状態で、新鮮な心斎橋の景色を見ていました。

 

最近のデパ地下はフードコートをメインにしていますね。

色んな食品を買って、そこで食する。

私が行った時間はお昼にしては早すぎたので、

流石に食事をしている人はいませんでしたが、

魅力的な、食欲をそそる食品が沢山並んでいました。

 

私が目指すは、ある意味、スーパー的なもの。

探しているものが納豆ですから、場所は地味目、と思いきや、

陳列棚は木目調、いやいやオシャレでした。

その棚を抜けたところにチルドコーナーがありました。

子供ご所望の「赤いパッケージ」の納豆、ネットでも再確認しました。

頭の中に刷り込んだデザインを求め、チルドコーナーにまっしぐら!

 

ありました! ありましたよ!

 

私はそれほど興味がない筈なのに、

探し求め続けた分、「ミッションクリア!」みたいで大喜び。

早速、次男坊にLINEで報告するも、返事なし…

しかし、そんなことは関係ありません。3パックGETしました。

これプラス、藁に入った本格的な納豆も2パックGETしました。

 

帰宅すると、次男坊はちょうどバイトに行く為、お昼を食べる直前でした。

「LINE読んだ?」と私。 次男坊、全くLINEを見ていなかった様子。

 

「うそ!? 見つかったん?」

 

小躍りです。思わずハグです。本当に大喜びです♪

ふと準備したお昼をみると、なんとふりかけ御飯… あらら~。

 

「俺、もう1杯御飯食うわ。納豆食べたいし。」

 

と、急いでふりかけ御飯をかきこんで、愛しの納豆をば。

傍らで見てたんですけど、本当に美味しそうに食べるんですね…。

何件かさまよいましたが、探して回って良かったな、と思いました。

もう売ってる場所は分かったので、定期的に買い出しに行くことになりそうです。

 

「チベット」との一寸した関わり

ちょっと前になるが、旦那と話してて、

「今年になってさ、チベットのニュースがちょっとだけ流れてたけど、

 あれに気がついた人はどれだけいるんかな?」

と私が話すと、「何かあったっけ?」と旦那。

見逃された方が多いんじゃないかな…とは思う。

 

CNN.co.jp : 25年前に失踪したパンチェン・ラマ、「大学卒業して就職」と中国外務省

 

以前配属されていた場所で、何かの縁で、

チベット語の書籍”ペチャ”の目録作成の仕事をしていた。

当然のこと、チベット語の分かる方々にご協力を頂いたのだが、

仕事の傍ら、色んな専門的な事や雑談の中で、

間接的ではあるが、チベットという国や人々、文化に触れる機会を得た。

 

「今、チベットの研究をするためには、インドに行くんです」

 

院生の子が言った事の意味が最初はわからなかった。

誠に恥ずかしい話だが、私は現在のチベットの状況を全く知らなかったのだ。

チベットの政府は現在『亡命政府』という形でインドのダラムサラという地にあり、

元々のラサの地には、寺院等は残っているが、研究するものは何もない、

とその子は言っていた。

 

中国政府の近隣諸国との衝突や、少数民族にたいする政策等は耳にしている。

チベットも然りで、人民解放軍の侵攻により元々の地を追われることになった。

 

パンチェン・ラマを中国は誘拐したんですよ」

 

この話を聞いたころには、パンチェン・ラマダライ・ラマに次ぐ高僧であること、

パンチェン・ラマダライ・ラマの教育係も担っていること、など知っていた。

だから、この”誘拐”の話は衝撃だった。

前世である10世の死後、転生したと認められた11世が親共々失踪した。

その後、中国政府の息のかかった対立11世が擁立される。

当初、中国政府は誘拐を否定していたが、その後、保護という意味で連行したことを認めている。

 

もう、絶句だった…。

転生ラマは、前世が亡くなった後、次の代へ転生するとされるが、

「転生霊童」と言われ、文字通り転生する相手は「子ども」である。

中国政府は小さな子どもを連行したことを認めていることになる。

 

先ほどのニュースは、その連行されたパンチェン・ラマ11世の、

現在の様子を中国側が報告したものだ。

 

『生きていてくれているのか』

 

それが最初に思ったことだ。

世界的な常識が全く通用しない国で、今も生きていてくれている事だけでも、

何かしら安心させられた。

勿論、他の面では許されざる事は沢山あるが、まずは生存していることがうれしい。

チベット仏教の信者でもなんでもない私だが、素直にそう思った。

 

チベット研究者の方々との接点がなければ、

見過ごしてしまっていたニュースだったろう。

 

今のチベットのラサは、すっかり観光地となっているらしい。

チベット語を理解する人々が居ない中、

チベットを売り物にしている事をどう思うか。

主を失った寺院を見て、何の疑問も抱かないのは絶対におかしい。

上のニュース、見逃すことなく、もっともっと掘り下げて、

今のチベットについて知ってほしいと思う。

 

 

 

 

 

キツネに…

昨日、午前中に恐ろしいほどの睡魔に襲われた。

というのも、その前夜、若干寒気がしたと思ったら、

喉に痛みが出て、風邪をひいたと分かったからだ。

すぐに感冒薬を飲み対処したのだが、

これがいけなかった。

 

どう頑張っても睡魔をクリアできない。

というかできるはずもない。

薬の副作用というか、薬が効いている証拠なのだから、致し方ない。

 

強ミントの飴をなめようが、コーヒーをがぶ飲みしようが、全く効果なし。

睡魔は強くなる一方。

傍から見ても、絶対に分かっているだろう… 『舟漕いでます』感。

 

それでも仕事はせねばならない。

出来ぬとも、せめてやってる振りだけでも。

メモ書きを取っている振り、エクセルに必死に入力している”振り”。

 

睡魔が引き潮のように引いていく感覚、お分かりだろうか?

頭がスッとするような、視界が少しずつ開けてゆくような、そんな爽快感。

『やった… やっとクリアできた…』

幸せな瞬間だった。

 

手元を見ると、何が何だかわからない殴り書き、否、もはや暗号と化したメモ…

意味不明な図案も描いてあった…

そしてモニターに映しだされたエクセルの入力作業を見ると…

 

『縦横31.5cm*お好み焼き』

 

は?

 

お好み焼きぃ!?

 

正直、キツネにつままれたような気分だった。

いや、もしかすると宇宙人に乗り移られたか?

しょげしょげ

最近、ケアレスミスをやってしまったり、

普通にしてるのに罵声を浴びせられたり、

滅入ってしまうことが多かった。

特に後者は詳細の事を書くのも嫌なくらい、

腹は立つけど、そういう感情を「持たされる」事自体がすごい負荷で、

本当にやり切れない気持ちにさせられる。

 

どうしたらあんな状況を回避できたかな?

そればっかり考える。

相手も同じことを考えてくれてればいいのだが、

まずそれは無いだろう。本当に悔しい。

 

でも私自身ももっと謙虚でいなくては。

そう言い聞かせて、気分を変えることにした。

頑張ろっと。

トレーナーって何ざんしょ

最近、私はやたらとトレーナー、服の方だが、

ネットで探している。

改めて探してみると、「これだ!」というデザインには出会えないもので、

結構時間を費やしてしまっている。

たかがトレーナー、されどトレーナーである。

 

「トレーナー」、英語で綴れば「trainer」

訓練する人、つまり指導員が本来の意味の筈。

ウィキペディアで調べると、これは所謂和製英語の部類で、

VANの創業者が命名したとのこと。(スウェット - Wikipedia

外国人の旦那にこの単語を言っても通じない。

英語では「sweat shirt」、「スウェット・シャート(シャツ)」なのだ。

余談だが、旦那はポカリスエットに敏感に反応する。

飲み物の名前に「汗」の文言が入っているので、変な想像をしているらしい。

ならば、この「スウェット・シャツ」はどうなんだよ?と私は言いたい。

「汗の上着」? おお、こっちの方がよっぽど感触が悪いじゃぁないか?

 

着こなし如何で外出着にも、部屋着にも、パジャマにもなるトレーナー。

小綺麗なカジュアルにもなれば、コンビニ前でヤンキー座りだって出来る(苦笑)

こんなオールラウンド対応の衣服も珍しいんじゃないだろうか?

若い頃は結構頻繁に着ていたもんだが、

何が理由か、しばらく買うこともなかった。

 

だが、何故か私はネットで必死に検索している。

何か便利な気がするのだ。そして上手に着こなしてみたいのだ。

 

元々そんなにオシャレさんじゃない私が、

このシンプルなアイテムを着こなせるかどうか… 自信はない。

一歩間違えれば、『オバハン、部屋着で近所にお買い物』になる。

どんな結果になるのか… お教えはしないよ。(笑)

 

ドラマを観てると

コロナ禍になってちょっとした変化。

TVドラマ、特に日本のドラマを観るようになりました。

 

トレンディ・ドラマが大盛況だった90年代、

私もいろんなタイトルのドラマを観ていましたが、

旦那と付き合うようになって、日本のドラマどころではなく、

TV自体から遠のいてしまいました。

その後子供を出産して、我が家のTVは子供向けの番組を映し出すようになり、

ドラマを観るなんて、思いもつかないことに。

 

子供が大きくなって時間に余裕ができると、

海外ドラマを中心に観るようにはなりました。

しかしその殆どが刑事もの、サスペンス、社会派といった感じ。

ドラマは現実社会を映し出しているものとして考えても、

自分の周りに犯罪があまりなく(なんて言うのはマズいか?)、

現実味はそれほどないかもしれません。

 

が!

 

最近日本のドラマ、しかも恋愛ドラマを観るようになったんです。

子供の前で観るのは、最初、照れ臭かったんですが、

なんと!旦那も時折参戦します。これは想定外。

夢見るような、ワクワクドキドキするような、ときめくような、

そんなお話が展開して、こっちも何となく昔に引き戻されるような感覚になります。

 

自分が10代・20代だったころ、どんな恋愛をしたかな?

記憶のページをめくりながら、懐かしすぎて、切なすぎて、

胸が締め付けられる事多々。

恋愛って良い事ばかりじゃないけれど、

素直な気持ちで誰かを一途に慕う事自体が、素晴らしい経験かと。

 

どうやってあの恋愛は始まったんだろう?

そして、どうしてあんな終わり方になってしまったんだろう?

自分の体験した恋愛をドラマにしたら、

誰かSNSで、この疑問を解いてくれるでしょうか?

コロナ禍であることを忘れない

11月以降、新型コロナの感染が広がっている。

第一波どころの話ではなく、凄い勢いを保ったまま、12月に突入した。

GO TOキャンペーンは未だ継続中。

このウイルスは自身では飛ぶことなく、

間違いなく、「人間に付いて移動」している。

人の動きが止まらない限り、このウイルスはどんどん移動し拡大してゆく。

 

感染拡大が分かって以降、つまり2月下旬から、

私たちは、このウイルスとどう対峙すべきかを模索し、

経験から学び、対策を打ち出してきた。

マスクを着用し、アルコール消毒・手洗いを欠かさない。

人が集まる場所はお互い距離を置き、対面する場所にはアクリル板。

お店のレジでもお釣りやレシートはトレイ置き。

電車ないの吊り革やバーは極力触らない。

常時アルコールを携帯する。仕事前は使うキーボードもアルコール消毒…。

行動範囲の狭い私ですら、毎日こんな調子だ。

 

最初のころは、コロナへの対応による日常生活の変化にかなり戸惑った。

でも『やらねばならぬ』の気持ちで、習慣化させた。

 

街行く人たちの9割以上がマスクを着けていることに違和感がなくなった。

街のそこかしこにアルコールが置いてあることに疑問を持たなくなった。

耳馴染みのなかった「ソーシャルディスタンス」という言葉も、普通に使うようになった。

感染予防の対応策の中生まれた言葉、「3密」は流行語大賞に輝いた。

 

当たり前のようになって、いろんな新しい物事が、

私たちの日常生活の中に溶け込んでいる。

でも、しっかりと思い出さねばならないのは、

まだこのウイルスには正式にワクチンも出来ていないし、

ましてや特効薬も出来ていない。

一度罹患すれば、全て医療機関にお願いするのみになってしまう。

すでに医療機関は逼迫状態、どうしたらこの状況を乗り切れるのか?

 

このウイルスは自身で飛んだりしない、

人に付いて移動するのだ。

 

移動を完全に制限できはしないが、

妥協することなく、自分を甘やかさず、出来る努力をすべきだ。

いつも感染のリスクがすぐそばにある、

今もコロナ禍であることを、

自分がその中に身を置いていることを忘れてはならない。